渡邉 達弘 - ホース ハウス ミュージック 馬鹿なパフォーマーのための (スコア・パート譜セット)
楽譜 Percussion Ensemble > 2人
使用楽器
Player 1 : Harmonic Pipe
Player 2 : Harmonic Pipe
この曲は2010年7月に作曲したホース二重奏である。
同年7月に開催された「もんてん小学校楽器大行進」にて、正木恵子&渡邉達弘の二人により初演された。
楽器は振り回して音を出すホースの様々な奏法(?)を編むことで構成されている。
具体的に、〈Hose Nock〉はホースの開口部付近同士をぶつけることで得られる音、
〈Pipe Nock (low tone)〉はホースの開口部を手のひらでデッドストロークのように叩くことで得られる音、
〈Pipe Nock (high tone)〉はホースの開口部を手のひらで叩きすぐに離すことで得られる音、
〈Hose Swing〉は通常の使用方法である振り回して得られる音、
〈Hose Scrape〉はギロのようにホースのギザギザをこすり合わせる音、
〈Vioce into Hose〉はメガホンのようにホースの中に声出す奏法を表す。
特に〈Vioce into Hose〉では、ホースの先を様々な方向に向けることで音の志向性を変えることができるので大いに遊んで欲しい。
細かな奏法はYouTubeに動画があるので是非ご覧いただきたい。
実は自宅でホースと戯れていた際にテクノっぽくてカッコいい音がする!と気付き、遊びまくった結果として作ってしまった曲である。曲名にある“HOUSE MUSIC”という単語は音楽ジャンルのハウスを指すのではなく、
単に“HOSE”と“HOUSE”のスペルが似ていたために並べただけである。あしからず。
馬鹿なパフォーマーのためのと書いたが、馬鹿なのは作者自身であると自覚している。出音が小さいので、決してコンサートホールなどで演奏しようと思われませぬよう。
渡邉 達弘
https://bob-position.hateblo.jp
(楽譜記載の作曲者コメントより)
スコア・パート譜セット
参考演奏動画
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